減圧・低温・非接触
水溶性アロマケミカル抽出法

古代より現在まで、アロマの抽出はオイル（精油）が主流です。極微量の揮発性の水溶性アロマケミカル（芳香）成分の抽出は至難とされてきました。

バイオアロマは、超純水の中に極微量の水溶性アロマケミカル成分のみを包括凝結させる事に成功した新技術です。
真の意味で香水と呼べる唯一の「香水」なのです。

バイオアロマは、植物中に含まれる「栄養素」「色素」などの他の共存成分を一切含まず、ゆえにそれらの影響（振動）を全く受けない「香水」です。
バイオアロマは、「香り」以外の「栄養」「色素」などが極微量でも共存した場合、それは従来の漢方と同様に水の中に多種の振動が発生し、ノイズとなってしまうと思考しています。
バイオアロマの「香りの振動、香りのオーケストラ」が、私たちの「心と気を癒す」のだと考えられます。

香りの歴史、香道

人類は、古来より世界中で香りを治療・美容・祭祀に用いて来ました。エジプトでミイラ作りの防腐効果に乳香（樹脂）の香料が用いられていたのは有名な例です。
中世ヨーロッパでは、修道院の仕事としてアロマセラピーが発達し、インドではアーユルベーダ、イスラム圏ではアラビア医学、古くはメソポタミア遺跡から香りの抽出機の化石が出土しています。
日本では推古天皇時（595年）香木を焚き香りを聞く芸道が始められ、聞香（もんこう）と組香（くみこう）の二つが大成しました。戦国時代には武士の清浄心身と癒しの為に、特に大名家に支持されたが、明治維新によりほとんどが絶え、現在御家流と志野流の二つの流派が主流となり現在に継承されています。

2004年度の「ノーベル生理学・医学賞」は、臭いのセンサーである受容体の遺伝子を突き止め、「動物の嗅覚システムを解明」したことが評価され、米リチャード・アクセル教授と、米癌研究センターのリンダ・バック博士に贈られた。
両氏は「臭いの分子に応じた受容体をつくる為に、多数の受容体遺伝子が存在している」ことを突き止め、嗅覚研究が大きく進展する基礎を築いた。

「五感」とは、外部の5つの情報を
振動で感知する器官です。

味覚が分からない人を、昔の人は味音痴と表現していたことに驚くばかりです。

五感の中で嗅覚以外に関わる遺伝子の数は20個以下です。
しかし、嗅覚に関わる遺伝子の数は300個以上だと言われています。
この事実が「香り」の重要性をそのまま示しているのではないでしょうか？
嗅覚に関わる遺伝子の殆どの機能は未だ未解明です。